人が幸せになる為のコミュニケーション手段として生まれたであろう音の高低の連続、いわゆるメロディー、それこそが音楽そのもので、始まりなのでは・・・・・。
後になってその音のひとつひとつに合理的に名前が付けられた様です。それがドレミ・・・・・。
それにはいろんな曰くがある様ですが、ここではスルーしましょう。

音階、文字のごとく音の階段です。一般的には、ある音からある音までを、ある規則に基づき順次に並べたものを言います。それは民族・地域によって沢山の音階が生まれ存在します。
現在、ワイ達の知っている音階はその中のホンの一部に過ぎないのです。
このコーナーではその中の幾つかの音階、ドレミをレクチャーしましょう。

先ず、皆さんご存知の音階、そうです、ドからドまで(1オクターブ)を12間隔に平均化したドイツの音階とも言われている音階です。

♯♭ ♯♭ ファ ♯♭ ♯♭ ♯♭ ♯♭
10 11 12 (1) (2)

この音をある規則に基づき3個或いは4個・5個と集合させて出来るC Cm   C6  C7  C9 等のコード(和音)はこの音の配列に基づいて構成されています。(後ほど機会があればレクチャーしましょう。)
流石ドレミ、されど音階・・・・・。

 

 

世界中にはいろんな・沢山の音階が存在していると言いましたが、前のドイツの音階もそうですが、それに匹敵する、あるいはそれ以上あると思われる5音音階(ペンタトニック音階)をを考えてみしましょう。
俗に風呂抜きと言われ、上記の音階の2番目と6番目を抜いた音階です。

 ド  ミ ファ  ソ  シ    ド
 1  3  4  5  7 (1)

上記の様に2番目と6番目の音がありません。
順番に音を出してみて下さい。どこかの地域の音楽の感じがしませんか?
更に音の長さを工夫し、リズムを付けるともっと楽しくなるかも・・・・・?

同じように4番目と7番目を抜いた音階(4・7抜き)です。

 ド  レ  ミ  ソ  ラ   ド
 1  2  3  5  6 (1)

上記と同じ様に楽しんでみて下さい。

この―コーナーでは私たちが比較的沢山接し楽しんでいる三つの音階を勉強しましたが、ホントにホントに いろんな音の配列・組み合わせで世界中の地域と民族に沢山の音階が音楽が存在するのです。
もう一度チェックです。
世界中には ド レ ミファ ソ ラ シドの音階、5音音階のそれぞれの音が半音(♭・♯)変化する事により、その地域と民族の特性が表現される沢山の音階が、音楽が存在するのです。
この様な音階により創られる音楽にはルーツがあり、人の幸せには欠かせないツールと言う事が理解して戴けると思います。
幾つかある日本の音階もこの五つの音で出来ています。それには一度(トニック)四度(サブドミナント)・五度(ドミナント)の含まれる機能的な、結構しっかりとした音階なのです。
時間がありましたらネットを覗いてみて下さい。イッパイありますよ・・・・・。

ちなみに、ドレミを考える時、固定ドと移動ドとがあります。
前者は主にギター・ピアノ等の楽器に、後者は主に声楽(歌)等に使われています。

【第3回】では“リズムについて”の予定です。
疑問・質問行ったり来たり、ワイワイ流で楽しく盛り上がりたいですネ。
宜しくで~す。