お久しぶりです。
今回は音楽の強弱記号について考えてみましょう。

一般的には音の強弱として捉えられているようですが、.ワイは、事ギターに関してはその限りではない様な捉え方をします.
勿論、前者を否定している訳では在りません。
皆さんご存知の様に、ギターはオーケストラ(ベルリオーズ(一般にはベートーベンと言われています))と言われるように
とっても素晴らしい楽器であります。
それは、音色の美しさ・豊富さ、多種多様な擬音の表現、何と言っても奥深く・豊かなニュアンスにあると思われます。

ワイは特にp・fはニュアンスを心がてけます。
それは他の楽器に比べ、p・fの巾に制限があるからです。
その幅の中で音楽するにはギターの持つデリケートなニュアンスを如何に理解し、発信し、豊かな音楽を伝えたいからです。

ギターを演奏するに当たっては、単に音の大小のみでは寂しい音楽になってしまいます。
ギター音楽の良さを表現するには、例えばfは硬くpは柔らかく、等々の工夫も大切になって来るかと?
ワイは「あの頃の名曲30選」(自著)中でも言っていますが、何時も己に言い聞かせているフレーズがあります。
それは「芸は職人の上に存在する」です。
捉え方はいろいろ、でも・しかし・なるほど、技だけでは芸は存在しないと考えます。

我々ギタリストは物理的に音の大小だけでは無く、ギターの素晴らしさを理解した豊かな音楽を発信したいものですね。
あるレベルに達した人の「芸」は、物理的な・機械的な音の連続よりも、己を信じ「想い・心」までの息吹を感じさせる
本物の音楽を伝えたいものですね。

如何ですか?
何かありましたらレクチャーしましょう。
次回は何しようかな、呼吸についてなんてのは?
次回を楽しみに・・・・・。