今回はちょっと難しいみたい?
文字のみで、どこまで伝えられるか・・・・・。
よく言われていますよね、「音楽は生きています」「音楽は呼吸しています」「音楽はドラマである」
「詩の無い音楽はつまらない」等々、なんて・・・・・。
あるレジェンドの野球人・ミスターベースボールは「生きたボール・・・・。」なんて表現していましたよね、
ワイもそう思います。
「本物は生きています」「本物には生命力があります」 それは音楽にも言える事と思います。
本物を発信するには、発信者の息吹が、生命力が、作品へ繁栄されなければなりません。
それには、良い呼吸法が不可欠と考えます。
それは発信者によって、多少の違いは生じるでしょう。が、
フレーズの捉え方をしっかりすれば、そんなに気にすることは無いと思います。
このフレーズが捉えられなければ、本物の音楽は存在・成立しない様な気がします。
ただ、ひたすら音の連続では何の音楽も感じませんね・・・・・。
最近では、こんな演奏を耳にする機会が多くなったような気がしてさびしい気がしています。
どうも、これはギターに限った事ではなさそうです。
現代のテレビが・メディアが作り出す世の流れの様な気がします。
この事は、心してつき合い、そして上手に取り入れ、消化したいものです。
より良い音楽を発信するには、作者・作品の思いを掘り下げ、推察する作業は不可欠になってきます。
それを、表現するに当たって「フレーズと呼吸の相関性」はとても大切になってきます。
吹奏楽器では不可欠の複式呼吸(横隔膜)があります。
ことギターに関しても、それが理想ではありますが、そこまで気にすることはなくても,
大切にしたい作業かと思います・・・・・。
「息」を使って音を出す楽器(吹奏楽器・歌等)と、そうで無い単旋律楽器・和声楽器とでは
必然的に呼吸法は違ってきます。
特に難しいのはアウフタクト(弱起の曲)の呼吸です。
その拍で吸うべきか?、前の音とその拍との間の時間で急いで吸うべきか?
どちらにするかはフレーズを大切に歌ってみて、よく考えて、結論を導き出しましょう。
この呼吸法は楽器によって多少の違いはあります。が、
フレーズを考えた発信者の想いによっても結果が若干変わってくると思います。
ギターは楽器の中でも最高の独奏楽器と考えます。
超有名な伝説のギタリストは言いました。
「ギターが・・・・・、それを弾きこなすには人生時間が足りません」と、
それ程、ソロを奏するクラッシクギターは難しい楽器と言われていますが、
奥の深い、素晴らしい楽器です。
だからこそ、「ギターはオーケストラである」と言われる名言が生まれたと信じます。
作品に素晴らしい脚色・演出をして、
そして素晴らしい音楽監督になって、最高の音楽表現を心がけたいものです。